委員会基本方針

 地域活性化委員会　委員長　木龍　龍之介

　私たちが住み、働き、活動するこの阿賀北地域でも、少子高齢化による地域の衰退や若者の地元離れなど、様々な問題・課題があります。それらの解決に向けた一歩として、私たち新発田青年会議所と阿賀北地域に関わる皆様が、真剣に地域の問題・課題に向き合い、自らの意思でまち創りに積極的に取り組み、個々の取り組みを共鳴させ、連携を深め、大きな一歩へ繋げていく必要があります。
　まずは、会員一人ひとりがこの地域の問題・課題に真剣に向き合わなければなりません。ただ闇雲に活動するのではなく、この阿賀北地域の5年後、10年後を見据え、ゴールを想像します。新発田青年会議所が67年間、築き上げてきた伝統や仕来りは守りつつ「今までがそうだった」「昨年はこうだった」だけではなく、時代の変化に合わせた自由な発想で想像し、明確な目標を立て、目標を実現させるための仕組みを創ります。そして、明確な目標をもつことで、意思のある団体となり、仕組みを創ることで地域に住む皆様に伝わり、単年度制でありながらも行政や地域の皆様とともに連続した運動ができる団体となります。さらに、これらの運動をこの地域の「宝」である未来を担う子供たちに伝え、体験を通じて子供たちのもつ可能性を家庭だけではなく、私たち新発田青年会議所とこの地域に住む皆様が一体となって引き出すことで、心が成長し、柔軟で自由な発想力を培うことができ、今後の地域の活性化に繋がると信じています。また、可能性を広げられる環境や子供たちが大人になる頃に課題が解決できている未来を創るのが、この地域に関わる今の大人の役目でもあると強く想います。
　今年度、新発田青年会議所が掲げるスローガン「唯一無二」を胸に刻み、他にはない自分だけの個性を発揮し、目標の実現に向け、地域全体で取り組むことで、人々が集い、子供たちの笑顔が溢れ、次世代に誇れる魅力のある地域になると確信しています。2025年度も阿賀北地域の皆様とともに未来を見据えた運動を展開してまいります。

 事業計画

１.  5月例会(未来を想像し仕組みを創る事業)運営
２.  10月例会(次世代へ繋ぐ事業)運営