委員会基本方針

 未来創造委員会　委員長　 臼井　誠

　時代の急速な変化により、何が正解なのか誰もわからない世の中になってきています。例えば少し前までは「子供は外で遊ぶべき」や「子供にとってSNSは悪」という風潮はあったが、これからの未来はSNSを使いこなすことができなければ、生活も働くことも人と出会うこともチャンスを手にすることも難しい時代になってきています。何が正解で何が正解ではないという基準を大人や世間が若者に押し付けることをせず、自分自身で正解を創り上げていくきっかけや今まで正解とされてきたものに対して疑問を投げかけるきっかけを提供することが必要です。
　まずは、誰かに何かを伝えるときに、自分自身の価値観や経験、自分の目線からそれを押し付けてしまうときがあります。もちろん、それも必要な要素ではありますが、常に自問自答しそれが正しいことなのかどうか考え続けなければ批判や反発を生みかねません。価値観や正義の相違が、組織、人間関係に亀裂を生みますが、異なる価値観あることに今一度、理解を深め、なんらかの原因は人にあるのではなく仕組みにあるということをリーダーである私たちは考える必要があります。また、当青年会議所では、継続事業を通して学校や普段の生活の中では経験できない機会を若者に提供しています。継続事業をこれからも持続可能な事業として、どうしなければならないかを失敗を恐れずに発信していきます。そして、機会の提供の中で、若者たちの「愛」を育むことをテーマに、自分はできるんだという「自信」や、「感謝」「協力」「思いやり」といった人として大切なことを、伝えていく必要があります。全ての機会を自分の成長と捉え、自分自身で正解かどうかを判断できる人財を育てていきます。
　失敗や批判を恐れない、未来を創造できる人財を創出するには、これらを提供する側の私たちJCメンバーが失敗や批判を恐れてはいけません。新しい価値観を積極的に聴き入れ前向きな変化を発信していきます。

 事業計画

１. 3月例会（リーダーシップを育成する事業）運営
２. 5月例会（わんぱく相撲地区大会）運営
３. 10月例会（青少年を育成する事業）運営
４. わんぱく相撲県大会